製作、初公開が、驚きの1944年(昭和19年)しかし、現代の映画にも引けをとらない【いや、それ以上の】燦然と輝く美しさ。誰の胸にも新鮮な息吹きを与え、感傷的なロマンティックを。さらに心地良い陽気さと未来を感じる、ミュージカル映画の金字塔。
ジュディ・ガーランド主演「若草の頃」の紹介です。
お話の舞台は、1903年アメリカ中西部の、セント・ルイス。
スミス一家の5人兄妹の次女、エスター(ジュディ・ガーランド)は、初恋のお年頃。
お隣に越して来た好青年、ジョン(トム・ドレイク)の事を意識し、想い続ける日々。
スミス家で行われたホームパーティで、ようやくジョンと親しくなるきっかけをつかんだエスター。少しづつ、恋に発展し、互いを必要とし合う2人。
しかし、エスターの父が、転勤で突然、ニューヨークに家族揃って引っ越しをすると告白。
この時代の離ればなれの暮らしは、遠く遠く。別れを意味すると、辛く苦しい気持ちのエスターとジョン。。。
その時、母は、他の兄妹たちは、祖父は、、、そして父の決心決断は、、、。
物語全編に、ちりばめられた楽曲、名曲を歌うジュディ・ガーランドは天下一品の驚異的才能を披露。
また、家族の感傷をドラマティックに表現し、自在に操れる演技力と歌唱力で、観る私達の共感を唸らせ得る大作です。
共演陣も又、豪華さを極め、ジュディ・ガーランドの妹役には、当時、天才子役と席巻の、マーガレット・オブライエン(今作品でアカデミー特別賞受賞)
メアリー・アスター
ルシル・ブレマー
トム・ドレイク
マージョリー・メイン
ハリー・ダウ゛ェンポート、レオン・エイムズ、、、他と、第一級の俳優陣を配置し「オズの魔法使(1939年)」のドロシー役で、一躍、世界のヒロインとなった、ジュディ・ガーランドを盛り立てています。
1944年作品。
感傷感動度(5)
お洒落度(5)
ファミリー度(5)
大人度(4)
幸せ度(5)