レッド・リボン

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テレビに出たての私、、、あの頃は、まだ私の様な若手のオネエキャラが、ほぼ居ない頃でしたから…いわゆる「キワモノ」扱いのポジションが、約1年位、続きました…

 

そんなある日の収録前、初対面の男性タレントさんが、怪訝な顔をし…

 

「うわっ!!オカマかっ!?気持ち悪いっ!!!」

 

…そう言った瞬間!!!その男性タレントさんに向かって…

 

『気持ち悪いのは、お前の方なんだよっ!!!』

 

素早く言い放った女性。。。私が傷付かない様、とっさに守ってくれた…その女性は、飯島愛さん。。。彼女と初対面の時のエピソードです。

 

以来、お仕事で頻繁に、お世話になりました。。。
…飯島愛さんと、1泊ロケで、沖縄に行った時、、、風邪をこじらせ、又、手に怪我をしてしまった私に…

 

24時間対応の都内の病院を、細かく紙に書いては教えてくれ、、、
『もし、何かあれば、私に電話をちょうだいよっ!!!』
…と、親身にして下さったのも彼女でした。

 

スタジオで。。。楽屋への御挨拶で、、、お会いする時は、いつも…

 

『よっ((^^))オカマっ(^_-)vvv元気かっ?』

 

気さくな笑顔、不思議な包容力を持つ彼女に会えると、私の極度の緊張症までもが和らいでしまう、柔らかい温度を持った女性でした。。。「自分より、まず人様を御先に…」の精神、、、

 
。。。飯島愛さんの内面、心の中を思うと、色々な事が考えられ、、、想像しか出来ないのですが、思う所が沢山あります。。。

 
潔い正義感…
才能豊か…
チャーミングでキュート…
強さ優しさ逞しさ…
もろく儚い…

 
その、タレントとしての確固たる「ポジション」は、今後、誰もかわりが見付かりません。。。

 
お別れの会に行き、やっと「しばしの、お別れ…」と「御礼」が、言え。。。少し、気持ちの整理がついた様な、、、、、

 

世の中、今や全ての人が、人事とは言えない、、、『レッド・リボン』を胸に、飯島愛さんの意思も、若輩者ながら、引き継ぎました。強く意識します。。。そして…多分、飯島愛さんを慕っていた全ての皆さんが「そう」思ってくれていると感じます。。。

 
愛ちゃん!!まかせてね!!