お熱いのがお好き

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「トオルさん、私は女らしくなりたいのですが、どうすれば女らしくなれるのでしょうか?教えて下さい…」

↑悩み事相談の連載をしている際に、こういった女性の、お便りをタクサン頂きます。で、私は即答「マリリン・モンローの映画を観ればいいのよ」と答えます。
女の子らしさ。可愛いらしさ。女性らしさ。女の色気。母性。そして男性だけではなく同性にも好かれる要素…。
あらゆるものが、マリリン・モンローには詰まっている感じよ((^^))

それでは、名作『お熱いのがお好き』の紹介です。

禁酒法時代(1929年)のアメリカはシカゴが舞台。バンドマンの二人(ジャック・レモン&トニー・カーティス)は、偶然、ギャングの敵対一味を射殺する現場を目撃。命からがら逃げ出す二人だが、ギャングに顔を見られてしまい、口封じのため追いかけられるはめに。苦肉の策で、女性のみのバンドに、女装(女として)契約し一路マイアミへ。
女性バンドメンバーの歌手(マリリン・モンロー)に、一目で恋をしてしまった(トニー・カーティス)だが、、、ギャングの一味が、マイアミの同じホテルで偶然にも集会しドタバタは最高潮に。。。
マリリン・モンローの、お馴染みのナンバー『ププッピドゥ♪』こと「あなたに愛されたいの」が、披露される魅力満載のコメディ・ナンバーワン作品。巨匠ビリー・ワイルダー監督の手腕も、さることながら、名優ジャック・レモンと、トニー・カーティスの絶妙かつ、コミカルな演技は、かなりの見物。そして、ただ歩いているだけで、信じられない様な可愛いらしさが爆発し、漂うマリリン・モンローの登場シーンは、男女問わずに、この作品を観た、あなたを必ずやウットリさせる事でしょう。

1959年作品。

ハチャメチャ度(5)
キュート度(5)
ファミリー度(4)
お洒落度(5)
ハッピー度(5)