或る夜の出来事

mb_1206211253

こちらの、1934年製作・公開の作品は、今、現在、ドラマや映画における「恋愛ドタバタ珍道中もの」の【元祖】と、言っても過言ではありません。その典型的な、お話作りのカタチとパターンを最初に作りあげ、センセーショナルな大ヒットを記録!後の映画製作においても多大な影響を世界的に、もたらした作品なんです。

 

御紹介します作品は、クラーク・ゲーブル。クローデット・コルベール主演『或る夜の出来事』

 

あらすじは…裕福な家庭に育つ、お転婆娘(クローデット・コルベール)の奔放な家出が、物語の発端。家族は娘を探すために探偵を雇い、新聞にも家出人捜索として写真を載せる。。。で、しまいには「娘を見付けてくれた暁には賞金を…」懸賞金付きで大々的捜索にまで発展、、、そして、それを知り、娘の家出道中を記事にし、更に、ひと儲けを企む記者(クラーク・ゲーブル)。。。二人は、同じ長距離バスに乗り込んでいるのはいいが、何と隣あわせの席で、、、トラブルがトラブルを呼び…ドタバタがドタバタを呼び、その珍道中がロマンスにも発展。。。(?)
クラーク・ゲーブルと、クローデット・コルベールは本作品で、アカデミー(主演男優、主演女優)賞を揃って受賞。
二人が世界的に飛躍し、名実共に大スターになるキッカケになった作品。若き日のキングこと、クラーク・ゲーブルの、とろけそうな男の色気とユーモアが、たっぷりと堪能出来る名作傑作品です。

 

何はともあれ、70年以上も前の作品とは思えない「面白さ」と「洗練さ」で、観ていて、ただただ驚くばかりの105分間です。皆様、是非っ(^_-)vvv

 

1934年作品
ドタバタ度(5)
豪華競演度(5)
ユーモアセンス度(5)
ファミリー度(4)
お洒落度(5)